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美醜の大地のネタバレ結末まとめブログ

漫画「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」のネタバレ・結末・試し読み・あらすじ・感想をまとめたブログ。

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「美醜の大地」ネタバレ結末 第4話「情け無用」試し読みあり

復讐のために顔を捨てた女・市村ハナ。奥田スミ子に復讐を果たした前回でしたが、今回は宿敵である高島津 絢子の樺太引き上げ後の生活が見え隠れします。

4番目の復讐相手・瀬尾 サチは絢子のもとで働いていたものの、そこはすでに地獄でした。

作品名:「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」

作者:藤森治見

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1巻にまとめられた電子コミック、および最新話が順次現在まんが王国で配信中。

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「美醜の大地」第四話「情け無用」あらすじとネタバレ

瀬尾 サチによるいじめ

樺太の女学校時代、瀬尾 サチはナイフでハナのカバンや教科書を切り裂き、ボロボロにいじめて「めざわりなのよ、できそこないの不細工のくせに」と馬鹿にしていた。

サチは絢子は別格として許せたものの、ハナが自分よりも頭がよく、成績優秀で試験で一番をとっていたことが許せなかった。

「あいつに出会うまでは、あたしが一番だったのに」

ハナを心底憎み、ハナが乗っていた船が沈んだと聞いたときも「あんたにはそうやってみじめに死ぬのがお似合いよ」と喜んでいたほど。ハナから見れば、言いがかりにも等しい、理不尽ないじめだった。

サチのその後の人生

引き上げ船から降りたその後、サチの人生は暗転した。父親は事業に失敗して多額の負債を抱え、母親は心を病んで自死を選んだ。借金を返すために、サチは体を売るしかなく、いつしか誰の子かわからない子を身ごもり、息子を産んだ。

息子の進司を連れて、旭川の祖母のもとに預けたあと、偶然札幌で絢子と再会した。絢子はサチの境遇を知ると「なら、うちで雇ってあげる」と言ってくれた。

これでまともな生活ができるようになる、と期待していたのは一瞬で、絢子の屋敷では地獄が待っていた。絢子の夫・白井は『お人形遊び』が大好きな異常者だった。

「絢子さん、この娘がぼくの新しいお人形なの?」

優しく微笑む白井の手には、鎖やベルトなどの拷問道具が握られていた。ゾッとするサチだったが、絢子は「あなたが引き受けてくれるなら、報酬は3倍にはずむわ」という一言で、やむなく引き受ける。

しかし、それは想像以上に辛い仕事であった。白井に拷問まがいの『遊び』を強いられる日々。

イカれた表情で白井は嗤う。

「ねえ、愉しい? 絢子さんともこうやって遊びたいんだ。でも、まだ一度もさせてくれないんだよ」

地獄のような人形遊びのあと、サチの心を癒やしてくれるのは、絢子がくれた報酬の分厚い札束が入った封筒だった。

こんなにたくさん・・・進司のためだもの、どんなことだって我慢できる。

進司と祖母に美味しいものを食べさせてやれる、とサチは歯を食いしばって耐えていた。

復讐を後悔!?揺らぐハナの心

大切な家族を奪った連中への復讐を強く誓ったはずのハナ。醜かった「ハナの仮面」を見つめながら、沈んでいる。

そんなハナに菊乃さんが、

「本当は後悔しているんでしょう? 事故とはいえ、彼女を死なせてしまったことを」

と、予定外の出来事で事故死したスミ子のことで、ハナはすでに復讐を後悔しているのではないのかと尋ねた。

復讐をつづけても自分を苦しめるだけよ、という菊乃に、ハナは自分の中に芽生えた甘い気持ちを振り切るように告げる。

「最初から・・厭わないつもりだったわ」

「復讐は必ず果たす」

「特に『あの女』だけは生かしておけない」

ハナはいじめの首謀者であり、母と弟の死の原因となった絢子への憎しみを思い、ひとりで復讐におもむく。

サチへの復讐のゆくえ

サチの祖母と息子の進司が暮らす、旭川へ行ったハナ。

ハナは無邪気に風船で遊んでいた進司に、手を伸ばし・・・。

週末の休暇で旭川へ帰ったサチの前に現れた、ハナは進司が着ていた血まみれのセーターを見せて走り去る。

「待って!進司を、わたしの息子をどうしたの!?」

最愛の息子をどうしたのか、と追いかけるサチ。死んだはずのハナが、なぜ・・・

考える暇もなく、サチは後ろから殴られて気を失い、暗い森の中で目覚める。目の前の沼に、進司らしき子供が浮かんでいた。

「いやあああああ!!進司!」

沼に飛び込んだサチは、それがただの人形だったと知る。

「知ってる?この辺りにはアイヌの伝説で、罪なき人々を傷つける邪悪な妖刀を沈めた底なし沼があるんですって」

底なし沼で溺れて、助けを求めるサチに言い聞かせるハナ。

「あたしはまだ、死ぬわけにはいかない!あたしが死んだら、小さな息子がひとりぼっちに・・・」

サチは息子のために命乞いし、ハナに助けを求める。

「私の小さな弟は、誰がころしたの?」

サチが誰よりも息子を愛していたのと同じく、ハナにも大事な弟と母がいたのだと。そしてそれを奪ったのはおまえらだ、と伝える。

ハナは大きな岩を手に、サチにぶつけて沼に沈めようとしたが・・・

人殺しになれなかったハナ

学校の集合写真を見ながら、サチの顔に傷をつけるハナ。彼女を心配してやってきた菊乃さんの胸にすがって泣く。

「どうしても殺せなかった!」

ハナはサチにとどめを刺すことができなかったのだった。

サチのためではなく、サチの幼い息子・進司の姿が、かつて愛した弟の留吉と重なり、あの子から母親を奪いたくないという思いが邪魔したから。

その頃、サチは自力で沼からはいだし、生まれ変わって進司に恥ずかしくない人間になろう、と誓っていた。

動き出す絢子との対決の宿命

サチへの復讐の裏側で、ハナと絢子との対決が迫っていた。スミ子の死に疑問を抱いていた「月刊道民」の記者・綿貫 晋平は、スミ子が所持していた卒業アルバムから女学校のクラスの集合写真を手にしていた。

写真にあった、一瞬だけ見えた醜かったころの「ハナ」の顔を見つける。

「樺太引き上げ者・・・」

綿貫は写真から絢子にたどり着き、絢子に電話を入れる。

 

絢子と白井の異常な夫婦関係

白井グループの御曹司と婚約し、今ではその妻におさまっている絢子。金持ちの奥様と、エリート夫という組み合わせは表面的なもので、異常な性癖をもつ白井のためにサチを「お人形」にしていました。

白井は「お人形遊び」が大好きでしたが、発言内容からまだサチに行ったような振る舞いはしていないことがわかります。

4話ラストでは、地下室の天井からぶら下がった白井が放置プレイで「絢子様ぁ・・・!早くそのムチでぶってぇ!」とおねだりする様子が。

ゴミか虫けらを見るような冷たい目で見ている絢子は、まさに『絢子様』と呼びたいくらいに女王様然としていました。

「美醜の大地」第四話の感想

てんこ盛りの4話でしたが、まずハナが前回のスミ子への復讐で死なせてしまったことを後悔していたことが挙げられます。根が優しいハナはあくまで苦しませることがメインで、命まで奪うつもりはなかったのでした。

また、サチについてはすでに過去の罰を受けていると言ってもいいほどひどい目に(借金で身売り、白井のおもちゃになる)あっていました。だから、サチへの復讐は失敗しましたが十分に苦しんでいますよね。

ハナの復讐心が揺らいでいる中で、絢子は相変わらずの女王様っぷりを発揮しています。そしてあの冷酷さも健在。ハナ、大丈夫!?と、これからの復讐ができるのかと心配になってきます。

復讐を応援したくなるヒロイン、というのも不思議なものですが、ラスボス・絢子の強さと無情さを見ていると「ハナ、頑張って!」と応援したくなってしまいます。

早く続きが読みたいですね!!

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※デジタル雑誌のストーリーな女たちで連載している「美醜の大地」はこの4話で一区切りで、1巻にまとめられた電子コミックが現在まんが王国で配信中です。アマゾンではまだリリースされていませんのでご注意ください。


第5話のレビュー

netabarematome.hateblo.jp

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