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美醜の大地のネタバレ結末まとめブログ

漫画「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」のネタバレ・結末・試し読み・あらすじ・感想をまとめたブログ。

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「美醜の大地」ネタバレ結末 第5話「氷の追跡」

美醜の大地ネタバレ結末

奥田スミ子の死に責任を感じて復讐する気持ちが萎えてしまう市村ハナ。そして、記者の綿貫が高島津 絢子に接触したことで、絢子が「ハナ」の存在に気づきます。

相変わらず絢子の夫(まだ婚約者?)の白井の変態性が発揮される第5話。

さらに、ラストではハナへの逆リベンジを誓う不気味な女の姿が・・・てんこ盛りの展開です。

作品名:「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」

作者:藤森治見

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この漫画は電子コミックで試し読みができます。

※1~4話までまとめられた第一巻がまんが王国で先行配信中。第5話(まんがグリム童話 2016年 12月号掲載)は未収録です。

 

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「美醜の大地」第五話「氷の追跡」あらすじとネタバレ

ハナの亡霊に気づく絢子

絢子は「月刊道民」の記者と名乗る綿貫に呼び出され、喫茶店で奥田スミ子について尋ねられる。樺太での女学校の写真から、綿貫は引き上げ船の乗客名簿をたどり、高島津グループの令嬢である絢子に連絡を取ったのだった。

スミ子の死に冷淡な態度だった絢子であったが、綿貫はスミ子は何者かによってはめられ、ストーカーの男が彼女を憎むように仕向けたのではないかと話す。そして写真の「市村ハナ」に似た人物がいた、と聞いて絢子は驚く。

この女性の正体を知りたい、そして個人的に事件の真相を知りたいという綿貫に対して、絢子はしらを切る。

「スミ子さんはこの女性に恨まれていたのでしょうか」

そう尋ねる綿貫に、絢子は「もしいたのなら、それは亡霊だから」と去る。

復讐と憎しみの心が薄らいでしまうハナ

ずっと復讐のためだけに生き、顔を変えたハナであったが、「奥田スミ子の死」はハナの心に大きな衝撃をもたらしていた。

いじめで絶えず受けた苦痛、母と弟の無残な死に様を繰り返し思い出して憎しみに生きて「鬼」になったはずだったのに、「人ひとりの命を奪ってしまった」罪の重大性に気づいて苦しむのであった。

その程度の覚悟しか、持ち合わせていなかったんだ。

復讐をここでやめてしまったとしても、誰も報われない。最大の敵である絢子を葬り去るまで、復讐は終わらない。

復讐を続けることに怖さを感じながらも、復讐を果たせないでいることにも恐怖が襲ってきて、ハナはふるえて泣くしかなかった。

ハナの身を案じる菊乃

ドクターの手伝いをしながら、菊乃は「ハナ・・・どうしているかしら」とその身を案じていた。人生のすべてを復讐に費やし、憎しみを糧に生きるしかなかった、かわいそうなハナ。

復讐をやめて新しい人生を生きることがハナの幸せではないか、と思う一方でハナが顔を変えて生まれ変わったのは復讐のためだけであり、その目的が果たせなければハナはどうなってしまうのだろうか。

菊乃はハナの哀れな人生を思い、ため息をつく。彼女に大切なものができればきっと・・・と、菊乃は仕えているドクターを見つめながらハナの幸せを願っていた。

相変わらず変態的な白井と絢子の関係

白井と絢子を訪ねてきた、白井の両親。白井は御曹司にふさわしい、非の打ち所がない態度で両親を迎えた。

美しく、聡明な娘を妻に迎えられるのだから大切にしなさい、と両親に諭される白井。

「もちろんですよ、彼女は僕の最愛の伴侶なのですから」

そして挙式と披露宴の相談をし、小樽のホテルを会場にし、ゆくゆくはそのホテル運営も白井夫婦に任せたいという。

白井の父親は、以前の息子であれば屋敷中のメイドたちに手を出して大騒ぎになっていた、と内心で考えていた。息子の色狂いについて父は知っており、絢子と見合いをさせたおかげでようやく落ち着いたようだ、とホッとする。

お手洗いに行ってくる、という白井は絢子の胸に輝く鍵にときめいた眼差しを送る。そして、洗面所でズボンをおろし、鍵のかかった貞操帯を眺めて「絢子様・・・」とひとり興奮する。

菜穂子の不在にがっかりする綿貫

函館のカフェを訪れた綿貫は、スミ子の事件でショックを受けた菜穂子は辞めて実家に帰ったと聞かされがっかりする。

看板娘ふたりを失い、店は火が消えたようになってしまっていた。店長は菜穂子が残した手鏡を綿貫に渡す。そして、海での漂着物を拾うのが趣味だという店長から、樺太の沈んだ引揚船の遺品を見せられる。

「殉難船・・・」

綿貫はそれを見て、高島津 絢子が言った「亡霊」の言葉の意味に気づく。『あの女』は引き上げの混乱で亡くなったのではない。目の前で確実に「死んだ」と絢子が知っている状況があったはずだと。

沈んだ引揚船のうち、どれかに『あの女』が乗っていたことを、絢子は知っていたのではないかと推測する。

弟の遺骨を抱いて再び復讐にたぎるハナ

ハナは、弟が死んだあの砂浜にいた。留吉の遺体を埋めた場所の砂を掘り返し、「ねえちゃん」と自分を慕っていたかわいい弟の姿を思い出す。

「留吉、弱いお姉ちゃんでごめんね」

出てきた弟の小さな頭蓋骨を抱いて、謝るハナ。

こんなところで死ぬべきではなかった、愛しい弟、そして優しかった母親。弟と母の死を思い返し、ハナはもう一度、憎しみをたぎらせる。

「死んで当然じゃない。私の家族をこんな目に合わせたのだもの」

許さない、みんな地獄の底へ引きずり落としてやる!と、復讐を新たに誓い直すのであった。

ハナへの逆リベンジを誓う女

雪の舞う北の大地で、フランケンシュタインのようにツギハギな顔の女がひとり、さまよっていた。

「許さない」
「ハナ・・・必ずころしてやる」

ハナへの復讐を誓う、謎の女が憎しみに顔を歪めて後を追っていた。

「美醜の大地」第五話の感想

壮絶ないじめと弟と母の敵をとるという、復讐の大義名分を掲げていたハナでしたが、復讐の過程で相手の命を奪ってしまうことの罪深さにおののき、一度は復讐をやめてしまおうかと考えてしまいます。

この漫画のすごいところは、復讐鬼になりきれないハナの心の葛藤が描かれていることで、それでもなお復讐をやり遂げなければならないハナの哀しみが胸に迫ってくるところです。

結局、揺らぎそうだった復讐心を弟の遺骨を確かめることで再確認したわけですが、そんなハナを気づかう菊乃さんの存在も、今後のハナの人生に大きく関わっていきそうですね。

菊乃さんはあくまで「ハナの幸せ」を願っていて、復讐を果たすかどうかよりも誰か心から愛せる存在を見つけて(作中では菊乃さんはきっとドクターのことが好きなんだろうな~とわかる)くれれば、ハナに新しい人生が開けると信じていました。

この流れでいくと、綿貫が今後のキーマンになると予想。『菜穂子』に惚れている綿貫ですが、本当の姿である『ハナ』を見ても彼が同じ想いを持ち続けられるかが見どころです。

なお、すっかり変態シーン要員になっている白井清二郎ですが、絢子に操縦されてイカれています。SからMに変わり、お父さんに『ようやく落ち着いた』と評価され、貞操帯をつけてハアハア言っている息子。

白井は絢子を「僕の妻」と呼んでいましたが、正式にまだ籍をいれていないのか挙式はこれからでした。絢子は絢子でしっかり白井の性癖を理解しており、お似合いカップルだなあ~と思わないでもないです。

第五話の最後にチラッと出てきたフランケン女。アレはスミ子でしょうか・・・事故死したと思われていましたが、生きていた可能性もあります。

次回は、ハナが復讐する立場から復讐される立場へ転落!? な物語の急展開が予想されます。まだまだ終わりそうにない盛り上がりを見せる「美醜の大地」。次回も楽しみです!

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第6話のレビュー

netabarematome.hateblo.jp

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