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美醜の大地のネタバレ結末まとめブログ

漫画「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」のネタバレ・結末・試し読み・あらすじ・感想をまとめたブログ。

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「美醜の大地」ネタバレ結末 第7話「ハナ、生きていたのね」

美醜の大地ネタバレ結末

ラスボス・高島津絢子のもとに、復讐の刃を近づけていく市村ハナ。

謎のフランケン女がハナへの逆リベンジをたぎらせ、絢子にハナが生きていることを知らせます。

第7話「ハナ、生きていたのね」では、天才整形外科医・内田と菊乃のクスッとなるかけ合い、いじめに加担した桐谷ヤエ子との再会、そして顔の美醜で態度をコロリと変える人間の浅ましさへの軽蔑を描いています。

また、フランケン女の正体が明らかに!

 

作品名:「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」

作者:藤森治見

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この漫画は電子コミックで試し読みができます。

※1~4話までまとめられた第一巻がまんが王国で先行配信中。

第5話と第7話(ストーリーな女たち、まんがグリム童話掲載)は未収録です。

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「美醜の大地」第七話「ハナ、生きていたのね」あらすじとネタバレ

下足ふきにされたいじめの記憶

雪が溶け、ぬかるんだ地面から福寿草が顔を出す春。

「春は嫌いなの」

女学校時代、絢子はそう言ってハナを地面に突き飛ばし、汚れた靴をハナの背中で拭って校舎に入っていった。

絢子の取り巻きたちも「はい、次どうぞ!」と次々にハナを踏みつけ、ほかの女子たちにも無理やりハナを踏ませる。

桐谷ヤエ子も、そのひとりだった。

ヤエ子はいじめに積極的に加担はしなかったが、学校で強い権力がある絢子の手前、そうしないわけには行かない。

「ごめんねェ、ハナ」

口で謝りながらも、ヤエ子の表情はあきらかにハナを見下して笑っていた。

フランケン女の正体は敏恵だった!

絢子に会いにきたツギハギ顔の女は、大塚敏恵だった。

ハナの最初の復讐相手で、階段から落ちて顔がめちゃくちゃになっていた。

「あいつが生きているのよ、ハナが」

「ハナはあたしたちを地獄に落とすために、復讐しに来た。顔まで変えて!!」

スミ子がハナにやられたと伝え、自分もまたこんな姿にされた敏恵は憎しみでいっぱいだった。

絢子がハナに嫌がらせした理由を尋ねる

ハナが生きていて、昔のいじめの復讐をしていると聞かされても、他人事のように平然としている絢子に敏恵は苛立っていた。

「あんたは昔からそうよね、絢子さん。
何をするにも無表情で冷徹」

敏恵は、絢子がハナに執拗にこだわる本当の理由を知らなかった。

そして、絢子が本当は何をしたかったのか、ハナを執拗にいじめていた理由を尋ねた。

敏恵の復讐に手を貸すと約束する絢子


「ムカつくのよ、あたしはこんな顔にされて!
なんであんただけがまだ平気そうな面をしてんのよ、不公平じゃない!!」

ハナをいじめたのは、イヤイヤではなく自分らも確かに楽しんでいたことだった。

けれどハナをいじめ倒した主犯格の絢子だけが無事で、良家の御曹司との結婚も決まっている。

「ハナを捕まえるために協力してもらうわ。
でなきゃ、どんな手を使ってでも・・・」

絢子の醜聞をネタに、協力しなければ将来をぶち壊してやると脅す敏恵だったが、絢子の返事は拍子抜けするほどあっさりとしたものだった。

「いいわ、協力してあげる。
今のあなたになら、喜んで」

心の奥底に溜め込んでいた怒りや妬みを吐き散らす敏恵を見て、絢子はその姿に『共感』しているかのような表情をしていた。

自分を好きになったことはない、というハナ

情報と引き換えに、ハナは鶴田眞蔵という与太者に自分の身を好きにさせていた。整形前のハナの醜い顔を知っているのに、体と根性が気に入っている、と会いに来る物好きだった。

鶴田は天才外科医・内田胤篤を紹介してくれた男で、「友達」だと称していた。

窓辺を見つめるハナに「変わっちまった自分の顔に見惚れているのか?」と尋ねる鶴田。

そんなわけない、と怒るハナ。

「生まれてからただの一度も、自分を好きになったことなんてないわ」

美しい顔は、所詮、ハナにとっては復讐の道具にしか過ぎないのだ。

天才整形外科医・内田の意外な弱点

菊乃はドクター・内田に鶴田からのハガキを手渡すが、内田は一瞬誰のことなのか思い出せなかった。

「またご友人のこと、忘れてらしたんですか?」

他人に興味がないのか、ドクターはすぐに人の名前や顔を忘れてしまう。先日手術したばかりの患者のことも、すっかり忘れていた。ハナだけは、なぜか覚えているが・・・

「やっぱり、先生には私がついていないと」

内田は菊乃がいない間に仲介屋から予約を受けていたが、依頼人の名前を忘れてしまった、という。

「本当に、この人をひとりにしておけないわ」

整形外科医とのしての腕は超一流でも、忘れっぽくて誰かが面倒を見てないとダメなドクターに、菊乃は内心そうつぶやいた。

皮一枚で変わる人間の浅ましい心

列車でひとり、室蘭市へ向かうハナにいやらしい笑いを浮かべたふたりの男が声をかけてきた。

「あんたべっぴんだなあ、どうだい俺らと一杯やらないかい?」

美しくなったハナにニヤニヤ笑って声をかけたり、ちやほやしてくる男たち。

「人間はなんて浅ましい生き物なんだろう」

ハナは、うわべの美しさ、皮一枚でこうも態度を変える人の心の浅ましさを軽蔑していた。

醜かった「ハナ」だった頃、何もしていないのに「失せろ不細工、薄気味悪い」と蹴飛ばしてきた男たちは、美女「菜穂子」になるとコロッと態度を変えたのだ。

醜女の仮面を被り、同級生に再会

男たちがうっとうしいハナは、トイレで「醜女」の面を被り、列車を降りてまいた。

そのまま室蘭の街を歩いていると、声をかけてきた女がいた。

「やっぱり! 市村ハナでしょ!?」

昔、自分を「足拭き」にした同級生・桐谷ヤエ子だった。

にこにこしながら「懐かしい」と嬉しそうにして、ヤエ子はハナをお茶に誘う。

今更「謝りたかった」というヤエ子

ヤエ子は樺太時代以降の話をべらべらとしゃべり、ハナが船で亡くなったことになっていることも知らなかった。

そして手を握り、「あたしずっと、あなたに謝りたかったの」と言い出す。

あの頃は絢子のグループに逆らうと自分がいじめの標的にされそうで、仕方なくやってしまったのだ、と。

自分勝手だけど、あの時助けられなくてごめん、と謝る。

そんなヤエ子を見て、復讐してやりたいほどの憎しみはないものの、ハナは彼女の偽善に気づいていた。

いじめたという過去の罪悪感から、この女は救われたいだけなのだ。

「気にしていないわ」

ヤエ子が望んでいるであろう言葉をかけたハナだったが、もちろん許してはいなかった。

絢子への道の妨げになると判断

復讐心はなかったものの、ヤエ子が今度結婚することになり、ほかの同級生たちに連絡を取るつもりだという。

「ねえヤエ子さん、ここで私に会ったことは絶対話さないで」

そう釘を刺したハナだったが、口が軽そうなヤエ子は絢子への復讐の妨げになる、と考えた。

早く手を打たなければ、とハナの瞳が妖しく光る。

「美醜の大地」第七話の感想


ドクターの本名がわかった今回ですが。『内田胤篤』、う~んかっこいい名前ですね。士族とか華族みたいな雰囲気です。

それにしても、優秀なドクターが実は『自分の身の回りの面倒を見られないうっかりさんで忘れっぽいダメ人間』だったと発覚し、菊乃さんが「わたしがついていないと」というくだりに、ほんわかしてしまいました。

たまにいますよね、こういう方・・・勉強や仕事は優秀だけど生活面で何もできないタイプ。菊乃さんの庇護欲(自分がいないとこの人はダメ!)をそそるという意味で、パーフェクトなカップルです。

ドクターのおかげで美女に生まれ変わったハナでしたが、醜かったころに受けた人々の冷たい仕打ちがトラウマとなり、美しくなった今でも人間への強い不信感に満ちています。

醜いから、という理由でいじめられたハナにとって、今男性たちからチヤホヤされても白々しいばかりですよね。むしろ、なんて浅ましいんだろう、と軽蔑しきっています。

絢子に会いに来たフランケン女の正体は第一話で登場した最初のターゲット・敏恵でした。あんな顔になっちゃってたのね・・・。絢子と復讐のタッグを組んで、今後のハナがヤバそうです。

つぎなるハナの復讐のターゲットはヤエ子になりそうですが、「復讐したい」と思えるほどの憎しみはなくても、「間接的にいじめに加担した」相手というのもより卑怯に思えて苛立ちますね。

今更、自分の中の罪悪感を消したくて「ごめんなさい」なんて言われても、過去は消せませんよ、と。ラスボスである絢子にたどり着くために、不安要素をすべて排除しておきたいハナ。

次回はどんな復讐が待っているのか。藤森治見先生、早く新話お願いしま~す(^O^)/

 

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